今回は東進の講師の中でも見た目が一番奇抜な物理講師：苑田 尚之が担当する東進の講座を紹介しようと思います。
苑田 尚之先生ってどんな人？
長崎北高校を卒業後、東京大学理学部物理学科に進学し、首席で卒業しました。
大学4年のときに結婚し、大学卒業後はアメリカへ留学するつもりでしたが、妻の反対により断念しました。
その後証券会社のトレーダーとなりましたが、辞めて、予備校講師になりました。
予備校講師は続けるつもりはなく、２、3年でやめるつもりでしたが、講師としての楽しさにハマり、現在に至るまで続けられ、カリスマ的存在となっています。
東進公式サイト
複雑な物理現象を解き明かすその授業は、宇宙の根源を探求する物理学の本質に通ずる。
驚異的実績と熱烈な支持者を生み続ける物理界のカリスマ。
出講予備校のすべてで東大クラスを担当。
受講者は「基本法則だけで物理のすべてを明らかにする解法に圧倒された」「大学に行ってからも物理学を勉強したい」と絶賛する。
どんな人がオススメ？
にオススメです！！
授業では微分積分を使って物理を説明するので、高校の授業というよりは、大学の授業に近い感じです。
すでに学校の授業で物理を習い、微積を使わずに物理が既に得意な人はやまぐち先生のスタンダード物理をオススメします！！
高等学校対応 理系物理の基礎
講座説明
高一・高二で東大や京大に合格したい理系
苑田先生が担当する授業で一番やさしい授業です。
基礎から丁寧に説明してくれますが、決して簡単ではないので要注意です。
微分積分をまだ学校で習っていない人や学校で物理を習っている人でも大変な授業です。
最低でも2周はして、苑田イズムを頭に叩き込んでおくことで、難易度が上がるハイレベル物理やトップレベル物理が理解しやすくなると思います。
理系物理の基礎を取らなくても良い？
高等学校対応 理系物理の基礎を取らずにハイレベル物理を受講しても問題ありません。
ハイレベル物理の授業の中でもきちんと説明があるので、微積や物理に自信のある人はハイレベル物理を受講しても大丈夫でしょう。
ただ、いきなりハイレベル物理を受講すると、微積を使った物理についていけず、スタンダード物理に切り替える人も多くいます。
そのため、高一、高二の段階で、時間とお金に余裕がある人は高等学校対応 理系物理の基礎を受講しておくことで、スムーズにハイレベル物理に入っていくことができるようになります。
東進公式サイトより
本講座では物理を初めて学ぶ意欲ある学生諸君を対象に、理系物理の基礎について高等学校で扱われる内容を深く掘り下げて解説することにより、物理学という学問への入門講座となることを意図している。
物理学の基礎を初学者に徹底解説することにより、公式主義やパターン主義に振り回されることのない真の学力を身につけてもらいたいと考える。
この講座で本来の物理学へのスタートを切られた皆さんには、次のステップとして「ハイレベル物理」や「トップレベル物理Ⅰ・Ⅱ①②」が用意されている。
心おきなく物理を理解し、楽しんでいただきたい。
この講座にオススメの参考書・問題集
新物理入門
ハイレベル物理 力学／電磁気学／熱力学・波動
講座説明
旧帝大や早慶大の理工、国公立大の医学部志望者
高校で教える「イメージ」や「公式」で頭いっぱいになっている受験生に微分積分を使って、物理学の美しさを教えてくれます。
公式もその成り立ちから証明までを教えてくれるので、「暗記」ではなく「理解」することによって、物理の本質を身につけることができます。
ただ１授業あたりの内容が重く、板書するだけでも大変なのにも関わらず、それが６５授業あるので、東進の講座でもトップクラスのヘビーさです。
料金は3講座で２３１,０００円で原子の10講座 ３８,５００円もプラスすると全部で７５講座２６９,５００円と金額もヘビー級です。
受講する際は予習よりも復習に力を入れましょう。一度聞いただけではなかなか理解できないと思うので、きちんとノートを取り、何度も何度も復習しましょう。
東進公式サイトより
高等学校で学習する物理の内容を整理し直し、物理学の美しい体系を解説します。
同時に質の高い演習を行い、その実力を確かなものとします。
この講座で物理を学習した皆さんは、物理学の面白さに触れ、興味を持って大学入学後の物理学へと入っていけることでしょう。
この講座にオススメの参考書・問題集
新物理入門 問題演習
トップレベル物理Ⅰ・Ⅱ①②
講義説明
東大・京大・東工大や難関大医学部志望者
内容的にはほぼハイレベル物理とあまり変わりません。
ハイレベル物理との違いは講座数の少なさとトップレベル物理の問題の方が難しいという２点です。
通期講座だけなら48講で、料金は2講座分￥154,000円です。
講習の波動分野が12講、原子が10講で、全部を合わせると70講で料金は2講座分46,200円+38,500円の合計￥238,700円になります。
ハイレベル物理の方が良い？
講座数がハイレベル物理よりも少ない分、苑田式の微積を使った物理学の導入部分の説明が少ないです。
そのため、既に高等学校対応 理系物理の基礎を受講済みの人はトップレベル物理でも構いませんが、そうでないなら、ハイレベル物理をオススメします。
東進公式サイトより
物理の内容を整理し直し、物理学の美しい体系を徹底解説します。
同時に難度の高い演習を行い、その理解を真の実力へと昇華させます。
この講座で物理を学習した皆さんには、大学入学後の物理学へも簡単に入っていけることを約束しましょう。
この講座にオススメの参考書・問題集
難問題の系統とその解き方
東大対策物理
講座内容
東大京大志望者
ハイレベル物理かトップレベル物理を既に受講済みであることがこの講座を受講する前提条件となります。
東大京大入試で物理を得点源にしたり、高得点を取る実力をつけるための講座です。
物理があまり得意でない東大・京大志望者はハイレベル物理を受講して、あとは過去問や他の教科を勉強しましょう。
予習ではなく、復習を重視し、自力で解けるまで何度も何度も復習しましょう。
東進公式サイトより
物理学の美しさを実感し、その実力を身につける最良の方法は、良質の問題を物理学の最も根源的なところから解き明かしていくことを繰り返すことである。
東大の入試対策を行うということはその意味で最も理にかなった学習法であり、本講座はそのために必要なものをすべて提供する。
この講座で物理の本質を学習した皆さんには、大学入学後の物理学へも簡単に入っていけることを約束しましょう。
※「原子・原子核」は扱っていません。
この講座にオススメの参考書・問題集
難問題の系統とその解き方
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